成功する庭造りのポイント
「季節折々の花々をいっぱい咲かせたい」「南仏プロヴァンスのようなステキなお庭にしたい」……これから庭造りをはじめる皆様それぞれに、理想の庭のイメージをお持ちのことでしょう。
庭造り初心者の方はあれもこれも置きたくなりがちですが、庭造りでもっとも大切なのは、全体のバランスです。お気に入りのデザインであることはもちろんですが、使いやすさや手入れのしやすさも忘れてはなりません。こちらでは庭造りを行うにあたって気を付けたいポイントをご紹介します。ぜひご参考にしてください。
「季節折々の花々をいっぱい咲かせたい」「南仏プロヴァンスのようなステキなお庭にしたい」……これから庭造りをはじめる皆様それぞれに、理想の庭のイメージをお持ちのことでしょう。
庭造り初心者の方はあれもこれも置きたくなりがちですが、庭造りでもっとも大切なのは、全体のバランスです。お気に入りのデザインであることはもちろんですが、使いやすさや手入れのしやすさも忘れてはなりません。こちらでは庭造りを行うにあたって気を付けたいポイントをご紹介します。ぜひご参考にしてください。
「できあがった庭でどのようなことをしたいですか?」。バーベキューを楽しみたいならウッドデッキスペースを、子供やペットが走り回れる庭にしたいなら、芝生を敷き詰めたスペースを、庭をどのように使いたいかによって、庭造りは変わってくるはずです。
頭のなかに漠然とある庭のデザインをより具体化してみましょう。芝生一面のシンプルな庭か、レンガを置いた欧米風のおしゃれな庭か、はたまた池や砂利を置いた日本庭園か。ガーデニング雑誌などを参考にしながら、自分のイメージを具体的なかたちにしていきましょう。
いくらデザインがステキなお庭でも、ご自分の生活スタイルに合っていなければ意味がありません。たとえば、四季ごとに美しい花々を堪能できるよう種々の植栽を植えても、毎日手入れができなければ花を枯らしてしまい、かえって見た目は悪くなります。ご自分でお手入れをしていけるかを考慮したうえで、庭をデザインしましょう。
植栽がどのように生長していくか、害虫などが付きにくくないかといった植栽の性質をきちんと把握したうえで、どのような植栽を植えるか、どの配置に植えるかを検討しましょう。さもないと、生長が早い庭木の枝が伸びすぎて建物2階のベランダまで入り込んでしまったり、害虫が発生しやすい庭木で駆除・防除が大変になってしまったりします。
庭木と一口に言ってもさまざまな種類があり、その性質やお手入れ方法などは異なります。こちらでは、庭木の種類とご自宅に合った庭木の選び方をご紹介します。ぜひご参考にしてください。
そもそも庭木とは、数ある樹木のなかでも庭で育てられることを目的とし、庭に合わせて育てることができる樹木のことを言います。公園や街路樹などに植えられているクスノキやケヤキ、イチョウなどは大きく立派に生長しますが、家庭の庭で育てると考えると不釣り合いになります。以下では、よく植えられる庭木の種類をご紹介します。
ソヨゴ、オリーブ、ゲッケイジュ、キンモクセイ、シマトネリコ、ココスヤシ、ナンテン、アオキ、ヒイラギナンテン、アセビ、サザンカ、クチナシ、ジンチョウゲ、ツツジ
エゴノキ、ウメ、ヤマボウシ、ハナミズキ、モミジ、ジューンベリー、ブルーベリー、シャラ
トキワマンサク、シルバープリペット、レッドロビン、ドウダンツツジ
どこに置くのか、またどのような目的で置くのかによって、選ぶべき庭木の種類は異なります。庭木の配置と目的を決めたうえで、どの庭木を置くのか決めていきましょう。環境に合わない場所に庭木を植えると、しだいに弱っていってしまいます。ですので、環境に合わせて庭木を植えるようにしましょう。
シマトネリコ、アオハダ、ソヨゴ、ニシキギ、オリーブ
ソヨゴ、ヤマボウシ、キンマサキ、ビバーナム、西洋アジサイ、センリョウ、ナリヒイラギナンテン、シャクナゲ、アセビ、ハマヒサカキ
デッキやテラスの木陰作りに最適なのが落葉樹です。夏は強い日差しを遮り、冬は落葉してあたたかな陽が入ります。
花や実、紅葉など、1年を通して楽しめる落葉樹や、最近は常緑樹のシマネトリコや常緑ヤマボウシなどもオススメです。エゴノキやヒメシャラは白い花がキレイに咲き、ウラジロ、クロモジなどは実や花を付けます。
1年中緑が茂る常緑樹がオススメです。よく生垣に使われるのは、キンメツゲ、ウバメガシ、レッドロビン、トキワマンサク、ヒイラギモクセイです。