庭のお手入れポイント
庭造りは、樹木を植えたあとのお手入れの仕方によって、変わってきます。庭を美しいまま保ち育てていくには、適切なお手入れが大切です。こちらでは、日常的なお手入れ方法をご紹介します。ぜひご参考にしてください。
日常的なお手入れ方法
水やり
植え付けて1~3年目の樹木は成長に必要な細根が未発達であるため、1年を通してたっぷり灌水する必要があります。特に7~9月の夏場はたっぷりと与えるようにしましょう。同量の水を2回に分けてやるよりも1回で水やりをするほうが効果が大きいです。また、水やり後に土に水が浸透したかも確認してください。水をたくさん与えたつもりでも、水が土に浸透していないと意味がありません。
除草
春から初秋にかけては雑草が生長しやすい時期ですので、まめに草取りをしましょう。草取りを怠ると雑草に養分を取られて土がやせ、樹木の生長に悪影響を及ぼします。鎌などを用いて草の根元から引き抜くようにしましょう。
並木造園では草刈り・防草処理を行っております。お気軽にご相談ください。
施肥
2月ごろに行う寒肥と、開花結実後(5~7月、9~11月)に行う追肥があります。寒肥では、樹木の枝先の真下にある地中に、油粕などを埋めます。追肥では、効性の粒状の固形肥料を樹木の根元にばら撒きます。
防除
防除方法は樹木や害虫の種類、発生量によって異なります。まずは樹木に害虫の卵やさなぎが付着していないか確認しましょう。見つけたら葉ごと除去し、薬剤を散布します。
剪定
庭木の種類によって、適した剪定の時期や回数は異なりますが、少なくとも年1回は手入れをしたほうがいいでしょう。花の咲く木は花を楽しむために、花芽の分化前に剪定を行うことをオススメします。
芝生の管理
芝生をキレイに保つためには、伸ばさないようにこまめに芝刈りを行うことが重要です。手作業では困難ですので、電動の芝刈り機を使用されることをオススメします。芝仕様の除草剤も併用すると、より効果的に芝生をキレイに保つことができます。また、冬場に施肥をおこなうと、春から元気に芝生が育ちます。